アパレル・販売・サービス業で横行するいじめ!被害者・目撃者から学ぶ加害者の心理や対処法

アパレルなど各種販売業でいじめられる方々…加害者の心理やきっかけ、その対処法は

意外かもしれませんが、アパレル・販売・サービス業ではいじめがよく聞かれます。

今回のインタビューでは、いじめの被害者となったのは20~30代までの若手の方々。
いじめる側の心理・きっかけは様々です。

現在いじめの被害に悩んでいる…
新しいお店へ就職・転職を控え心配…

そんな方々のために少しでも参考になりましたら幸いです。

社員の嫉妬から生まれたアルバイトいじめ、嫉妬の理由は社長からの低評価が原因?

花子さん(20代女性)
いじめられていたのは、販売業、アルバイト、20前半女性です。

いじめの対象者は、高校を中退した女性です。主な嫌がらせは、無視をして業務に関する会話が出来ないような状況に陥らせ、その上で社員の仕事のミスを女性の責任にしました。
また、女性のロッカーの鍵穴に異物を詰め込み、女性が衣服や私物などを取り出せないように細工したり、会社の飲み会などでは、女性にゲームと称して肩を強く叩きあざを作らせるなどの暴行を働いたこともあります。

いじめの対象となった女性は、既に会社を退職しましたが、もしその会社に居続けていたら、彼女は人並み以上の能力があり、人並み以上の業務をこなせたに関わらず、昇進出来ずに最低賃金かつ残業代0円という苛酷な状況を強いられた可能性が大いにあります。

いじめや嫌がらせをする人の心理

いじめの対象となっていた女性は、性格的にクールなタイプで、誰に何を言われても淡々と対応し、業務をそつなくこなすエリートタイプの人です。
そのため、いじめの対象となってしまったのは、彼女がアルバイトという身分に関わらず、かなり仕事が出来ていたために社長からの評価が誰よりも高く、いじめを行なっていた人は、女性に対して嫉妬が多くあった可能性が考えられます。
負けてしまうという焦りや、社長に気に入られているという現実から、女性の性格を偉そうだと感じ、女性の仕事について楽をしている、というようなことを考えたとすれば、嫉妬と焦りなどからの苛立ちを女性にぶつけていたと考えられます。

いじめや嫌がらせにあわないための対処法

今回のケースに関し、対処法としては社長や周囲の社員が、いじめを行なった社員をもっと認めるなどの前向きな姿勢をみせるべきだったとも考えます。
いじめを行なった社員が、女性への嫉妬が原因でいじめ行為を働いていたと仮定するならば、そのような嫉妬を生み出してしまうような環境を作り出してしまった周囲にもある程度改善の余地が必要だったと考えます。

こういったいじめ行為に巻き込まれたりしないようにすることは、常に謙虚な気持ちでいることが大切です。
謙虚さが、時には悪となることもありますが、常に上を立てることが、このような嫉妬を招かないような結果になるのではないかと考えます。

お局パートの嫌がらせ…書店販売員新人いびりには仕事で勝つべきという話

さきさん(女性・30代)
いじめられていたのは、書店販売員の20代女性です。

従業員が10名程度の書店で、新しく配属された20代女性社員が、嫌がらせを受けていました。

店長は数店舗兼任のためほとんど店舗内におらず、実質店舗のほとんどを任されていた40代パート女性が、仕事を教えない、引き継ぎもしないにもかかわらず、手が止まっていると嫌味を言うのを繰り返していました。

周りの従業員も同じ道を通ってきたためか、新人に関わろうとしませんでした。

いじめていた社員がいじめられていた社員の評価をする立場だったため、低い評価になっていました。

いじめや嫌がらせをする人の心理

あきらかに新人いびりという類のもので、次の新人が入ればターゲットが順に変わって行く無差別な嫌がらせでした。

相手は誰でもいいし、とくに理由も無く思いつきで行動していました。

いじめる側は単純なストレス発散と、悪口を言うことで自分の評価を上がようとしていました。

いじめることが日常になってしまい、いじめている自覚もなかったのです。

いじめや嫌がらせにあわないための対処法

上司がお飾りになっていて、1人の人に責任が集中していたため、その人のいじめを誰も咎められなくなっていました。

当事者は周りを巻き込んで、声を上げることで、権力の集中を無くさせることが、効果的だと考えられます。

新人というだけでいじめの対象になる場合、いじめる当事者との関係を修復するのは困難です。

多数の興味のない人と仲間になることを心がけます。

その際、いじめている人を陥れるような発言はせず、あくまで仕事を懸命にしたいということを押し出すと良いです。

また、いじめる側が権力を持っている場合、その人はある程度仕事ができることが多いです。

その人のポジションを脅かさない程度に、しっかり仕事をすることで、早く認めてもらえます。

新人販売員イジメの対処法。理不尽に負けないで。

ケントさん(男性・30代)
いじめられていたのは、販売員の20代男性です。

以前勤めていた会社ですが、若い男性が上司から典型的なイジメにあっていました。
無視はもちろんのこと理不尽な長時間労働、自分のミスのなすりつけ、罵倒です。
典型的なパワハラだったと思います。彼と同じことを若い新入社員の女の子がしていたのですが、当然その上司は特別扱いで可愛がられていました。
彼がパワハラされている理由は、イケメンで女の子にモテるからと訳のわからない理不尽な理由でした。

変に力がある上司だったので、昇進や昇給がかなり厳しくなると思います。

いじめや嫌がらせをする人の心理

単なる劣等感や我儘、能力不足だと思います。
変に力を持ってくると周りが忖度して彼の意見を聞こうするので、それで勘違いしてるのでしょう。
そして、それに気付いと修正できる能力を持ち合わせてないので、さらに状態は悪化していき、最後は相手を威嚇したり、訴訟リスクなど考えてない行動をしたりとなっていくと思います。

いじめや嫌がらせにあわないための対処法

まず根本的にこのような人間に権力を持たせないのが先決だと思います。
されている方に悪い面がないため現実的にはされている方からの解決は難しいです。
している側を叩くしかないと思います。

とにかく社内情報に敏感にいて巻き込まれないようにしてます。
また、いろいろな人と繋がりを作って、巻き込まれても戦える人間関係を作るようにしています。

いじめの実態は、店長が面接をしているにも関わらず、次々と嫌がらせをして辞めさせることだった話

佐和子さん(女性・30代)
いじめられていたのは、小売業販売員20代女性です。

多店舗から移動してきたスタッフのことです。
遅番のときや他のスタッフが居ないときに限って、言葉による暴力でした。
店長によるパワハラで、他のスタッフは気づいていても見て見ぬふりです。
いじめの内容は、とにかくその人を言葉で集中攻撃していました。
いじめている言葉を聞くと、店長の心理はイライラしていたので、ストレスのはけ口にされていると考えられます。
スタッフの能力がないからと決めつけて、掃除ばかりをさせて通常業務をさせないことがメインでした。
例えば、雨や雪の中、台風上陸中や落ち葉が渦巻く中、外掃除を行わせていました。
名目は、天候の悪い中、お客様にゴミや落ち葉で汚れたらかわいそうだからだそうです。
どれだけ成績を上げたとしても、「あなたを絶対に認めない」とも公言していました。
仕事に出勤するたび行われていたので、頻繁でした。

いじめの対象となった社員は、自ら辞めるように促されて退職に追い込まれる

いじめや嫌がらせをする人の心理

パワハラをする店長の心理は、独身女性で彼氏もいなくて、寂しい人生を歩んでいたのだと推測します。
店長自身も入社した頃は、いじめがあり耐え抜いて働くものであるという働き方を叩きこまれたのだと思います。
いじめと思わずに、嫌がらせや言葉による暴力ありきで、仕事をするというやり方がしみ込んでしまったのでしょう。

いじめや嫌がらせにあわないための対処法

解決するには、まず相手に何が分からなくて、何ができないかを具体的に伝えること。
伝えたあとに、話し合いをすること。

巻き込まれないようにするには、自分の周囲にいる人間関係をよくしておく。
自分の代わりに伝えてもらえたり、周りの人達の助けを求めることができるから、周囲との絆を作っておくことがポイントです。

接客業でいじめられないためには、気弱な新人でも積極的に話しかける。チームとコミュニケーションでいじめを回避する話

俊夫さん(男性・20代)
いじめられていたのは、接客業の20代男性です。

私が、体験したいじめは、長時間の叱責、長時間のプライベートなことへ干渉してくる指導、無視などが主なものです。
当時、入社したばかりで、研修中だったのですが、その時、研修を担当していただいた上司にそのようなことを受けました。
同僚は心配して、話を聞いてくれたりしてもらい、上司には相談に乗ってもらったのですが、仕事が苦になってしまっていたので、そのまま、ズルズルと引きずってしまいました。

職場に居辛くなってしまうので、退職に追い込まれるか、ほかの部署に異動になることが考えられます。

いじめや嫌がらせをする人の心理

いじめた上司は、当時、昇進がかかっていて、心の余裕がなく、とても新人にかまっている余裕がなかったと考えられます。
そして、はっきりとした性格だったので、入社したての私とは性格的にあわなかったと考えられます。接客業ということで、私の対人的なスキル不足により、ミスをすることが多く、そういう、苦手を短期間で克服できなかったことも、理由として考えられます。
そして、世代的なもの、考え方の違いも大きく、お互いに理解が全くでず、意思の疎通ができないまま、険悪な関係になってしまったことが大きな原因だと思います。

いじめや嫌がらせにあわないための対処法

自分より経歴の長い方色んな方にもっと、アドバイスをもらったり、少しでもそういう流れができてしまったら、いち早く責任者に相談をする。少しでも、職場のチームでいい関係を作る努力をする。

とにかく、仕事上で、はやく効率よくやるべき作業を分かるまで色々な人に聞いています。そして、苦手な部分はコミュニケーションを積極的に取りながら、克服する努力をしています。

プライベートの不満を持ち込み新人いじめ!サービス業界で学んだ上司との距離感

匿名希望(女性・20代)
いじめられていたのは、サービス業20代女性です。

私が勤めていた会社では、部署が何個か分かれており接客サービス業の部署は上司が女性でお局的な人でした。
外見からしてきつめな印象のある方で、その上司が新人を教える係でもありました。ある女性社員が入社して配属されて初日。
一通りのことは教えていてメモを取りながら覚えているのですが、実際に接客を始めて分からないことも多々出てきます。聞きに行くと「そんなことも分からないの?こないだ言わなかった?ノートとってないの?頭使ってる?」等、一方的に言いたい放題で、結局嫌そうに教えていました。
その方は落ち込んでいましたが、その上司以外や私たち同僚や他部署の方々は慰めてくれたり、アドバイスをくれたり、気にしなくていい、ああいう人だからと励ましました。

本人が嫌になって退職するか転職する、または他部署への異動届を出す

いじめや嫌がらせをする人の心理

いじめやパワハラの様な行為をする上司の心理としては、やはり自分が新人教育係だ!というプライドがあって自分より年下の社員へ上から目線で教育することで達成感や優越感を味わい、いい気になっているきがする。
また、仕事以外のプライベートでの部分に何かしらの不満を持っており、それを職場で自分の部下へ八つ当たりしてストレス発散している。

いじめや嫌がらせにあわないための対処法

分からないことは、他の上司や同僚に聞いて、いじめてくる上司に対しては当り障りなく笑顔で接する。極力関わらない。

教えてもらって分からないと思ったら、その場ですぐ聞いてメモを取る。
あとでわからないことが出てくれば、同僚に聞くか、機嫌がいい時の上司に聞く。
極力上司とは仕事以外では関わらないようにする。
距離感を大事に、上司とは必要な時以外距離を置く

女だけの職場で横行する怖いいじめ!化粧品販売店長が従業員に無言の圧力。

はなこ 女 21歳
いじめられていたのは、化粧品販売の20代 女性です。

わたしの働いているお店は全国にあるのですが、
近くに5店舗あります。
その中で移動はほとんど無いのですが、あるお店の店長が自分のお店の子が仕事が出来ないとシカトするようになりました。そのあと周りの店の店長に悪い噂を流したり上司に仕事が出来ないから辞めさせるように言ったりと、本当はその後も頑張って仕事をしているのに、あることないこと言って移動させていた。

その子は自分がそういう風にされていたことを気づいていなかったので移動して解決しました

いじめや嫌がらせをする人の心理

軽いいじめをしていた店長さんはプライドが高いし、自分のお店の売り上げが悪いのも許せないのだと思います。
なので売り上げがとれなかったりすると自分だけ頑張っているという気持ちになって、「他の子は頑張っていない、いらない。」となってしまうんだと思います。
店長という立場もあるし自分が自分がってなってしまうのも分からなくはないですが、ちゃんとメンタルのコントロールをして欲しいです

いじめや嫌がらせにあわないための対処法

わたしはどこの会社でも起こりうる事だと思いますが、店長が下の子に当たらないように、店長の上司がちゃんとケアをするべきだと思います

とくに注意していることはないですが、
私は元から八方美人な方なので、あまり対象になったことはありません。

雑貨店ベテランパートのいじめ!新人社員・パート販売員を査定!機にリラなければ悪質な嫌がらせに。

理紗さん(女性・20代)
いじめられていたのは、雑貨店、販売員、30代女性です。

長年勤めていて社員よりも仕事が出来るパートの方がいるのですが、新入社員や新人のパートの方が入ってくると、決まって審査するかのように仕事ぶりをチェックしているんです。

そこで仕事が遅かったり気配りが出来ないという風に認定されてしまうと、わざと辛い仕事を押し付けたり本人がいる前でも関係なく悪口を言ったりなど、悪質な嫌がらせ行為が始まってしまいます。

パートさんの場合は、そんな職場環境に耐えきれずに辞めていった方を何人か見かけました。

いじめや嫌がらせをする人の心理

会社は閉鎖的な空間なので、一緒に仕事をする仲間の気になる部分や嫌なところが見えてしまいがちのように思います。
仕事が出来る人と出来ない人、気が合う人合わない人というのは集団生活をしていく上ではどうしても出てくるように感じます。
ですがそのような感情を相手に直接態度で示すような人たちがいじめや嫌がらせをしている中心にいると思うので、無くすというのは難しいのではないかと思っています。

いじめや嫌がらせにあわないための対処法

全く無くすというのは難しいように思いますが、上司や職場の偉い立場の方が一声掛けてくれるだけでも、多少なりとも改善できるのではないのかなと思っています。

私が心掛けているのは、どちら側にもつかないということです。特に話しを聞いている時には、こちらからは何も意見を言わずに聞き役に徹するというのを常に心掛けています。

アパレル新入社員を10代~40代社員たちがイジメ倒す!きっかけは接客の手を抜く事だった。あなたも注意してください!

micheeelさん(女性・20代)
いじめられていたのは、アパレル、販売員、20代女性です。

私が新入社員の時の話で、とても優しくみんないい人でした。
しかしいろいろ知っていくうちに、社員のAさんがお客さんの子供と遊んでいたり、接客をしなかったりが目立つようになりました。
すると私以外の店長、社員、パート、バイトの全員がAさんの陰口を言うようになり、次第に本人に聞こえるように言ったり、仕事だけではなく体臭や体つきなども言うようになりました。Aさんはうつ病になってしまい、私にメールで「死にたい」と来るようになりました。
話しを聞いてあげたり、一緒に休憩に行ったりとフォローしていましたが、私も板挟み状態ですごくストレスでした。結果Aさんは長期休暇をとることになりましたが、辞めされられ、本社に報告しても無視でした。
10代から上は40代までが一人の社員に全員でいじめていたのを知った時はとても怖かったです。

その方は解雇されてしまいました。本部にパワハラ・セクハラ相談室がありましたが、表面上のいい企業アピールで無意味でした。

いじめや嫌がらせをする人の心理

自分が仕事を全力で頑張っているのに、相手が手を抜いていたり、仕事を甘く見ているなど、仕事への思いの価値観の違いだと思います。
そして女性しかいない場所なので、特に日々のストレスなど嫌なことをいいターゲットを見つけて発散しているんじゃないかと思いました。
学生のいじめと同じで参加しないと自分もターゲットにされてしまう恐怖もある為、自分を守るためにその人の言いなりになっていると思います。

いじめや嫌がらせにあわないための対処法

自分が直さなければならないところ、Aさんなら仕事をしっかりしてノルマを伸ばしたり、体臭が気になるなら香りでごまかしたりなど、言われて嫌なら全力で直して何も言えないように仕向けて行けばよかったのになと思いました。

そして私のように中立的な立場の人がもっといて、いじめを知っていて加担していた上司を本部に密告したりできたと思います。

そして新しい上司がちゃんとした人であれば、いじめが無くなると思います。いい年した大人がいじめをする時点でその人自体の性格は変えられないと思います。
なので上司や店長、社員なら罰が必要だと思います。いじめという形ではなく店長なら注意や行動できる人がなるべきだと思います。

仕事は全力で同じ熱量で頑張っています。
他人の事を話題に出したり、他人の愚痴など言わないように、深くかかわらないようにしました。悪口を言っていても深入りせずに相手が話しているのを聞きつつ、仕事の作業や接客などやらなければいけない事を探して行動します。
もしそこで一緒に愚痴を言っていたら、私が言っていたと言われても反論できませんし、逆に愚痴を辞めましょうなど上司に言ったら自分がターゲットにされてしまいます。
面倒ですがそういう言動一つ一つに注意しています。

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